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赤十字が彼方に光るとき(1)

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先日、青森県を震源とする地震がありましたが、こうした震災発生時に人道支援や救助活動をしてくださる日本赤十字社。どういったものなのでしょうかご存じですか?

19世紀半ば以降、通信技術の進歩とジャーナリズムの発達を端として、戦勝と市民の距離が近くなりました。戦場ジャーナリストが活躍し始めるのもこの頃からだったと言われます。痛ましい戦場の様相はその翌日には新聞に載り、各家庭の食卓を賑やかにしました。こんなに兵士が戦場で苦しんでいるのに、放置せずに救って上げるべきだという声がでたのです。

負傷兵の置かれた悲惨な状況を目の当たりにしたアンリ・デュナンは、1864年に赤十字を作り、赤十字条約を提唱しました。

欧米列強との不平等条約の改定を目指し、文明国になる事を悲願した日本は西洋文明を取り入れていきました。そのうちの一つが戦場における人道主義の受容、赤十字運動だったのです。

1887年、赤十字条約加盟から一年後日本赤十字社の発足を巡って、初代佐野常民社長が昭憲皇太后にお目にかかられ、社章をどのようにしたらよいか迷っていると申し上げました。皇太后はかんざしをお示しになり、模様の桐竹鳳凰を使ったらよかろうと仰せになられました。

桐、竹、鳳凰の文様は古来より、高貴・瑞祥の印として用いられてきました。日本赤十字社に対する皇室の支持で赤十字は日本で発展を遂げる事が出来たのであります。

By povuer

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