究極の命題、生命としての概念(1)
命とはどこからどこまでを指すのか考えたことはありますでしょうか? 人間と動物は痛み、悲しみ、喜びなどの感情を持ち合わせますが、では植物はどうでしょうか?植物はものではなく生命であると認識をされているとは思いますが、突き詰めて見ていくと、生きていること=生命活動をしている事、とは化学反応の連鎖であります。 植物は「自我を持たない」、「動けない」ことから生物界の最下層に位置しているとされます。しかし、太陽の光から光合成をし、栄養を作り出せる点は他の動物には真似できないことです。種から芽が出て、幹が大きく太くなり、また種を撒いて増えていくーその生態は繁栄という観点からみればとても成功したものと言えるでしょう。 太古より植物は自然科学における研究対象でありました。植物を観察し、記録し、命名、属や種に分類するのが「植物学」であります。 古代ギリシャの哲学者、アリストテレスは運動能力を持つ生き物を動物、持たない生き物を植物とする生物分類法を制定しましたが、ルネサンス期以降はその方法は変わっていきました。