Thu. May 14th, 2026

未分類

究極の命題、生命としての概念 (2)

現在、地球上には38万種の植物が生息していると言われています。陸地に誕生した最初の植物は海から移り住んできた藻類でした、時間が経つにつれてそれは広葉樹、針葉樹へと進化していきます。イチョウの木などは1億年前に誕生したと言われています。ギネス記録にある最も高い木はセコイアで100メートルを超えるそうです。 十七世紀に哲学者デカルトは普遍学を唱えました。それは自然界のものはすべて数学的に認識できると考えたもので、「目に見える森羅万象」を数式に変換しようとしたものでした。 人間は物体を見る際、自らの経験、学習による「知識」からその物体をどのようなものか評価していきますが、「知識」を持たない場合、過去の経験から物事を類推するしか方法はなくなります。新たなものを発見したとき私たちは理解しようと無意識に類似点を見出そうとするのです。 動物の行動は必ずしも「知識」に基づいていません。蜘蛛が糸を張り巡らせるのは、そこに獲物がいるわけではなく、クワガタの幼虫が木の中に潜り羽化するのも本能というプログラムによるものです。

究極の命題、生命としての概念(1)

命とはどこからどこまでを指すのか考えたことはありますでしょうか? 人間と動物は痛み、悲しみ、喜びなどの感情を持ち合わせますが、では植物はどうでしょうか?植物はものではなく生命であると認識をされているとは思いますが、突き詰めて見ていくと、生きていること=生命活動をしている事、とは化学反応の連鎖であります。 植物は「自我を持たない」、「動けない」ことから生物界の最下層に位置しているとされます。しかし、太陽の光から光合成をし、栄養を作り出せる点は他の動物には真似できないことです。種から芽が出て、幹が大きく太くなり、また種を撒いて増えていくーその生態は繁栄という観点からみればとても成功したものと言えるでしょう。 太古より植物は自然科学における研究対象でありました。植物を観察し、記録し、命名、属や種に分類するのが「植物学」であります。 古代ギリシャの哲学者、アリストテレスは運動能力を持つ生き物を動物、持たない生き物を植物とする生物分類法を制定しましたが、ルネサンス期以降はその方法は変わっていきました。