パンダが中国に返還され、国内飼育のパンダは私を残すのみとなりました。とても感慨深く思っております。
自分がいざ注目の的になってみると、それはとても心地よくないことに気づきます。
観客の一人として野次馬根性であーだーこーだーいう分には気が楽でしたが…
私が小さい頃に聞き及んで特に気にも止めていなかったことが、最近のこの年になってはっと気づかされることがあります。
これも人生なのでしょう。
パンダの発見者はフランス人ダビィド神父でした。1869年、中国四川省西部を旅していた彼は地主の家で白地に黒の模様のある大きな動物の毛皮を見せられます。地主の説明によると、その動物はパイシオンと地域の人々に呼ばれ、中国とチベット国境の山地に生息していると聞かされます。
ダビィド神父はさっそく現地の人を雇い、標本や成獣の皮を手に入れました。パンダが竹を主食にしている事などの情報も集め、新種として記録したのです。
