Fri. May 8th, 2026

生活

ゴシゴシきれいに洗いましょ~

皆さんは日々の生活の中でどれだけ洗剤に気を留めてるでしょうか。洗剤について考えてみたいと思います。 洗剤には、PH6~8の中性洗剤とPH6未満の酸性洗浄剤、PH8以上のアルカリ洗浄剤に分けられます。中性洗剤は普段台所で食器や包丁を洗う際に最も使われているものでしょう。殺菌力は強くなく、主に汚れを落とすことを目的にしています。 アルカリ洗浄剤には水酸化ナトリウムや炭酸ナトリウムなどのアルカリ塩類を含み、油やタンパク質に作用して溶かす働きがあります。中性洗剤で落としきれないひどい汚れにも対応できたりします。 泡が立たなくても汚れは落ちる? 泡とは何でしょうか、本来水の物性として空気を含む気泡は出来にくく、表面張力が強いため気泡はすぐに割れてしまします。この状態から水に界面活性剤を加えることで泡が生まれた際に水になじみやすい親水基を水の層に、水になじみにくい親油基を空気側に向けて並ぶため泡が生成されていきます。 泡がなくても汚れは落ちますが、泡立出せることで汚れの隙間に洗剤が入り込み、効率的に洗えるようになるでしょう。

菌は今日もさすらう(2)

菌が増える仕組み 菌が増えるためには、水、無機化合物、糖、アミノ酸などの栄養素が必要です。増殖するには温度やPH、酸素濃度も重要で、其々の必要量は「菌」によってまちまちです。夏に食中毒が多くなる原因は、温度と湿度が高くなり菌の増殖にピッタリの環境だからです。10度以下では菌はほとんど増殖しませんが、夏では一個の菌が何万にも増えてしまいます。 食中毒で注意しなければならない事は? 食品に菌やウイルスがついている為に引き起こされる食中毒ですが、加熱したからといって必ずしも完璧とは言えません。細菌が死滅しても発生した毒素は残っています。その為時間が経った料理を再加熱、調理をしてもカビ臭や食物の傷んだ匂いは消えないのです。なので、調理後残してしまった料理は冷蔵庫に入れるようにしましょう。 風邪はどこから来るのか? 風邪の原因はほとんどがウイルスによるものです。「ライノウイルス」や「アデノウイルス」などは鼻水や咳、高熱の症状を引き起こします。ウイルスの感染経路は主に3つとされ、「飛沫感染」、「接触感染」、「空気感染」がそれにあたります。「空気感染」で空気中に浮遊するウイルスを吸い込んで感染して風邪になる事は稀なパターンですので、手洗いうがいをして日々の健康に気を付けていきましょう。

お米がいつまでも高いのはなぁぜなの?(2)

JAグループには地域農協を統括する都道府県や全国的な組織もあり、重要な役割を果たしています。 JA全中地域農協の指導をしており、コメ生産をはじめとする農業への取り組み方針を示したり、政策提言をまとめて農水省や自民党をはじめとした政党に提出したりしています。TPP関連集会を開いたり、選挙JAに寄り添う候補者を支援するなどJA全中は政治運動を盛んに行ってきました。 JA全農全国の地域農協が組合員から集めたお米や野菜を、卸売り業者や小売業者に販売したり、メーカーから仕入れた肥料や農薬を、地域農協を通じて農家にお届けするという商社としての役割を担っています。 JA全農は、終戦後長い間食糧管理制度による行政の代行としてお米に関する取り決めを決めていたので、昨今の米価格高騰からの批判もこの為でありました。 日本は山間部が多く農耕可能土地が少ないため、農作に手間がかかり、農家が非効率な農業経営を余儀なくされているといいます。今後は食料自給率などを気にかけながら国が中心となり土地の整備、開発をしていくことが期待されます。

お米がいつまでも高いのはなぁぜなの?(1)

米不足からの価格高騰が今食卓を直撃しています。JAにも責任があるとの声もありますが、どういった組織なのでしょうか。 JA農協は農業者による互いに助け合うための協同組合です。農畜産物やその生産に必要な物資をまとまった量、肥料や農機を一括購入したりしています。 農協では様々な事業をされいます。 農業関連事業組合員が生産したコメや野菜、果物、牛肉、豚肉などを集めて、卸売り業者に販売します。また、注文を受けて、JA全農に集約しメーカーと価格交渉した後、肥料や農薬、飼料、農機といった生産資材を組合員に販売しています。 金融事業組合員や地域住民から貯金を集め、農家組合員が農機を購入する時に費用を貸しています。また、生命保険等のJA共済も取り扱っています。金融事業は長年黒字が続き、他の関連事業の赤字を補填してきました。 その他事業スーパーマーケットやガソリンスタンドなどの経営をし、地域住民の大切なインフラとなっていたこともありました。 このように幅広い事業を手掛けているJAですが、戦時中は農村統制を行っていた機関でありました。戦後GHQにより解散され現在の農協に至ります。

菌は今日もさすらう(1)

12月に入り寒さも本格的になってきました。この季節になると風邪をひきやすくなるなど、普段の生活の中でより一層の体調管理と衛生への注意が必要になってきます。そこで、今回は雑菌についてです。 すべての菌は悪者?私たちが一般的に言っている、ばい菌とは大きく二つの系統に分かれています。菌類とウイルスです。 「菌類」には細菌、古細菌、真菌などの種類がありますが、人体に害をなす菌や人間と共存している菌など一概にすべて悪者であるとは言えません。細菌は一つの細胞でできた単細胞生物で大きさが0.5~5μmになります。細胞核を持ちません。人間や動物と違う細胞で出来ています。真菌は複雑な構造を持ち大きさは細菌の100倍以上になります。細胞核があり、ミトコンドリアやコルジ体など人間や動物と全く同じ細胞構造をしています。 一方のウイルスは生物という括りには入らないものとされています。その大きさは細菌のおよそ10分の一であり、ウイルスは「核酸」「カプシド」「エンベローブ」という三つの要素から成りたっています。通常、生物の遺伝情報はDNAに記載されそれをもとにタンパク質の複製を行いますが、ウイルスの場合RNAしか持たない場合が多いといいます。自分自身の活動では子孫を残せず他の生物の細胞を乗っ取ることで増殖していくのも特徴的です。