菌は今日もさすらう(2)
菌が増える仕組み 菌が増えるためには、水、無機化合物、糖、アミノ酸などの栄養素が必要です。増殖するには温度やPH、酸素濃度も重要で、其々の必要量は「菌」によってまちまちです。夏に食中毒が多くなる原因は、温度と湿度が高くなり菌の増殖にピッタリの環境だからです。10度以下では菌はほとんど増殖しませんが、夏では一個の菌が何万にも増えてしまいます。 食中毒で注意しなければならない事は? 食品に菌やウイルスがついている為に引き起こされる食中毒ですが、加熱したからといって必ずしも完璧とは言えません。細菌が死滅しても発生した毒素は残っています。その為時間が経った料理を再加熱、調理をしてもカビ臭や食物の傷んだ匂いは消えないのです。なので、調理後残してしまった料理は冷蔵庫に入れるようにしましょう。 風邪はどこから来るのか? 風邪の原因はほとんどがウイルスによるものです。「ライノウイルス」や「アデノウイルス」などは鼻水や咳、高熱の症状を引き起こします。ウイルスの感染経路は主に3つとされ、「飛沫感染」、「接触感染」、「空気感染」がそれにあたります。「空気感染」で空気中に浮遊するウイルスを吸い込んで感染して風邪になる事は稀なパターンですので、手洗いうがいをして日々の健康に気を付けていきましょう。